一の宮

 「一番初めは一の宮」と、数え歌で唱われた一の宮は、平安時代から鎌倉時代にかけて、朝廷や国司が定めた制度的なものでなく、国々の由緒の深い神社、深厚の厚い神社の最上位にあるものが、一の宮として人々が崇めるようになり、二の宮、三の宮と順位がつけらた一種の社格です。
 しかし、時代の変遷とともに変化し、一国の内に2つ以上の一の宮が存在するところがあります。なお、一の宮の称は一国だけでなく、一郡・一郷、また一社内の神殿で一の宮・二の宮などという称も行われました。一の宮は創建以来、鎮座し、いまなお神域に神様が宿り、多くの人々が参拝しています。

一の宮巡拝

 諸国一の宮巡拝を始められるようになったのは、江戸時代の延宝3年から元禄10年(1675〜97)にかけ、23年の歳月を費やした橘三喜が、諸国の一の宮を巡拝し『一宮巡詣記』13巻を著しました。この頃、一般用地図色刷の『元禄絵図』に諸国一宮表掲載され、多くの人々が一の宮巡拝の旅をするようになりました。そして諸国一宮の名を記した廻国記念碑が寺などに寄進されたものが残されています。


『全国一の宮御朱印帳』

 全国一の宮を巡拝の方のために『全国一の宮御朱印帳』が作成されています。御朱印とは巡拝者に対して、御祭神が参拝の所願や真心を表することに与えられね御神印です。これを受持するものは、必ず神々の御加護に依り諸願が成就し現世から未来への光を与えられるばかりかも自らの意志のとして輝き、家宝となります。

『諸国一の宮』

 古代の人々が、この島国の自然に神を見、そこに神が宿った所を清浄な地として崇め、畏敬してきた地が、二千年の歳月がたった今日も、神厳がそのまま生きています。しかも、日本全国に宝石のように散りばめられ、輝いています。それが全国一の宮巡拝すると見えてくる不思議な国日本です。
 一の宮巡拝は、古代の神厳がそのまま残っていて、神域に身体を置き理屈ではなく、神様に感謝の心をいだくだけで己の何かが変ります。環境的にも清浄な地が残されています。これは多くの巡拝を完拝された方は経験されています。この巡拝者のためのつくられたガイドブックで、携帯に便利なようにポケット版のカラー印刷・写真・地図を豊富に入れました。
『諸国一の宮』は、巡拝の旅のお役に立つように工夫してつくられた資料であり、ガイドブックです。

内 容
一宮考・古代自然信仰・神々の系統・大祓祝詞
畿内の一の宮・東海道の一の宮・東山道の一の宮
陸奥の一の宮・北陸道の一の宮・山陰道の一の宮
山陽道の一の宮・南海道の一の宮・西海道の一の宮
新一の宮・一の宮の鎮座地・旅の基礎知識


お申込方法 

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